oinume journal

Scratchpad of what I learned

Redmine勉強会に参加してきました

Redmineのヘビーユーザではないのですが、Redmine勉強会に参加してきました。「ブログに書くまでが勉強会」ということで、雑記ながらログを残しておきます。それにしても大き過ぎず小さ過ぎずのいい勉強会でした。

 

30分ぐらい遅刻したので最初のyandodさんの発表は聞き逃してしまいました。

 

Redmine活用術 - 孤独なシス管の記録

kirara_397さん

 

 

 

  • Tracはプロジェクトが複数ある場合に管理が大変だったのでRedmineに移行した

 

 

  • 「トラブル」「要望」「タスク」等にカテゴライズ

 

 

  • rails環境を構築するまでがそこそこ大変

 

 

  • カレンダーやガントチャートがプロジェクト毎でしか表示できない→統合表示したい...

 

 

  • Excel管理に慣れている人には壁があって理解されない...

 

 

 

活用する上で工夫したポイント

 

 

  • 用語を分かりやすくした(チケット=課題など)→Redmineの日本語化ファイルを変更するだけ

 

 

  • ActiveDirectoryアカウントでログインできるようにした→LDAPでもログインできる

 

 

 

 

 

人生も1つのプロジェクトである

 

 

 

 

  • 【元ネタ】Web2.0ナビ:意外と使われていない「個人用trac」活用のすすめ

 

 

  • 「世界Redmine」構想→"Redmedia"

 

 

 

 

Redmineの現実的な利用法

tsuyoshikawaさん(資料)

 

 

 

  • 全工程の一元管理

 

 

 

 

 

現実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redmineはコミュニケーション促進ツール

 

 

  • チケット

 

 

  • 文書

 

 

  • ニュース

 

 

 

 

 

 

  • 通知

 

 

  • メール、RSS

 

 

 

チケット

 

 

  • 「分類」って属性だけ追加

 

 

  • チェンジセットまぁ便利 (ref #n, fix #n)

 

 

  • カスタムクエリまあ便利

 

 

 

ニュース

 

 

  • リーダーとしての方針を伝える

 

 

  • プロジェクトの大きな変化(遅延など)を知らせる

 

 

 

文書

 

 

  • 運用の取り決め

 

 

  • コーディング規約とか

 

 

 

Wiki

 

 

 

 

 

 

  • ソースのせる用のテンポラリ領域として使用

 

 

 

リポジトリ

 

 

  • 空気。とまっててもコミッタ以外は気付かない

 

 

 

活動

 

 

  • 全ての活動ログ

 

 

  • 一番大事

 

 

  • アクティビティ・ストリーム

 

 

  • さぼっている人が一発でわかるw

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

  • 使い方はかなり自由度が高いので、ルール最低限でとにかく使わせてみましょう

 

 

  • 大事なのは活動をRSS登録すること

 

 

 

 

完璧なRedmineなど存在しない

junoさん(資料)

 

18 projects

1,696 tickets

22 users

 

なぜTracをやめたか

→管理画面の機能が貧弱

 

Redmine移行にあたってやったこと

 

 

  • マニュアルの作成

 

 

  • 段階的な導入(走っているプロジェクトはTracのまま)

 

 

  • 自分が率先して使う

 

 

 

Textile記法ないわー

 

 

  • Markdownが使いたい(WordPressでも使ってる)

 

 

  • Markdown Extraが使いたい。redmine_markdown_extra_formatterというのがある

 

 

 

CSVで一括インポート

 

 

  • PMからの要望 (Excel派)

 

 

 

 

  • ExcelRedmineAddIn

 

 

 

楽しく利用してもらうための細工

 

 

  • ユーザーアイコン

 

 

  • Gravatarを利用する。デフォルトで使える。ユーザが自由に画像を変更できる。ただしメールアドレスをGravatarに登録する必要がある

 

 

  • Local avatars Pluginを利用する。これだと画像はRedmineサーバ上に格納される

 

 

 

他にも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッチのプラグイン

 

 

  • 通知メールのSubjectを変更する。UTF-8で長いSubjectのメールが文字化けする

 

 

  • バージョンアップのたびにソースを直す必要がある

 

 

  • 参考文献:Plugin Tutorial、Plugin Internals(こっちがいい)

 

 

  • alias_method_chainを使いこなすことがポイント

 

 

 

LT - CSVユーザー一括登録プラグインを作ってみた話

shrkwさん(資料)

 

BTS使用歴

 

 

 

 

  • GLPI

 

 

  • Backlog

 

 

 

Ruby歴2日目だったが、Redmineのほうがrailsにのっかっている分、Tracよりプラグイン作りやすい。

 

ってかRedmineでCSVのユーザ情報をまとめて登録するスクリプトのエントリーが紹介されていた!!

 

ユーザを一発で登録できるプラグインを作成したので、そのデモ。

 

 

懇親会

中華料理屋にて懇親会。自分たちのテーブルはおそらく一番Redmineを使っていない人たちが集まったテーブルのようでした。「言語は何使ってる?」「DBはMySQL派?ポスグレ派?」「OSは?」「バージョン管理は?Git?SVN?」みたいな会話が飛び交い、Redmineの話はほとんどしませんでしたw あと、意外に影舞ユーザが多いことが判明したのも大きな収穫でした。ほら、任天堂でも影舞が使われているらしいし...やっぱりシンプルなものが受け入れられるのだなぁと。

 

雑感

 

 

  • 「活動」は自分の作業報告をする上でうまく使えたらいいなぁと

 

 

  • みんなRedmineを改造して使っているということがわかって、それが邪道な使い方じゃないんだなぁとわかったのがよかったです。そういう意味では、「モンキーパッチをプラグイン化してRedmine本体のバージョンアップに備える」というjunoさんの路線はすごくいい気がしました。

 

 

  • Redmineはデザインにもっと良くした方が... ってことを言っている人がいて全く同感でした

 

 

  • あとはRedmine本家の開発体制が「独裁主義なんじゃ」という話がありました。実際のところメインの人以外でコミッターっているのでしょうか...